兄弟が届けた1万円を警察官が着服したニュースについて

今回はゲームとは違った内容になります。
2020年4月16日、大阪府の路上で中学生と小学生の兄弟が拾った1万円札を、1人でパトロール中の巡査に渡しました。
巡査は兄弟の住所や名前を聞き取りましたが、そのまま1万円を着服しており、後日兄弟から話を聞いた保護者が、警察から連絡が無い事を不審に思って警察に連絡したところ拾得物の届け出がされていない事が発覚したという事です。
兄弟の良心を踏みにじる行為
本ブログは普段ゲームなどの記事を取り上げる事が多いのですが、あえてこのニュースをテーマにしたのは、良心を持った子供たちの気持ちを踏みにじる行為であったこと、親の立場から見ても警察への不信感を抱かざるを得ない内容であったことが挙げられます。
こう言った事が起こると、よく『全ての警察官が悪いわけではない。一部の人間が・・・』などと終わらせてしまいがちかと思いますし、テレビのコメンテーターや一般的な雑談の時にもよくここに落ち着くフレーズかと思います。
『厳正な対処を行う予定です。』
と言ってもまた起こる。
なぜでしょうか。
これは末端だけの問題ではないと思います。
今後の対応次第では、少なくとも今回良心を踏みにじられた兄弟においては警察を心から信用することはおそらく無くなるでしょう。
今回逮捕された巡査は、このような行動をしてしまう精神性を持ち合わせた状態で、逮捕されるまでは平然とパトロールしていたわけです。このような精神の持ち主に健全なパトロールなどできるのでしょうか。非常に疑問を感じます。
今回はほぼ私自身の主観となってしまったため、この記事自体に否定的な意見を持つ方もおられるかも知れません。不快感を与えてしまったのであれば申し訳ありません。
しかし、出来事としては小さな事かもしれませんが、現代のようにモラルの崩壊が叫ばれる社会を立て直そうとするのであれば、今後の社会の基盤を成す純粋な子供たちの心に対して良くない影響を与える行動を、大人が私利私欲に負けて平然と行動に移してしまうのは大問題だと強く感じます。
今後、本当に『厳正な』対応がとられるかどうかを追いかけていこうと決めたので、自分への決意表明として、取り急ぎ記事にしました。
今回は以上になります。
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